その他のツール

以下のセクションでは、Androidアプリケーションの構築において利用出来る、その他のツールについて紹介します。

ここで紹介する全ツールはAndroidSDKに同梱されており、<sdk>/tools/ディレクトリ内に格納されています。

ツールの一覧

android
mksdcard
dx

android

androidツールはAndroid Virtual Devices(AVD)を作成・管理するためのスクリプトです。また、開発にAntを利用している場合にはAndroidプロジェクトのテンプレートを作成し、素早く作業に取り掛かるのをサポートします。

androidツールを用いたAVDの管理方法についてはAndroid Virtual Devicesを参照して下さい。

androidツールを用いたプロジェクトの作成・更新方法についてはDeveloping in Other IDEsを参照して下さい。

eclipse環境でADTプラグインを用いた開発を行っている場合はandroidツールを用い、作成したAVDの管理を行うことが出来ますがプロジェクトの作成には使えないことに注意して下さい。 この用途には、ADTプラグインの新規プロジェクトウィザードを利用することが出来ます。

Antを用いた開発を行っている場合、androidツールを用いてAVDの管理とプロジェクトの作成・更新を行うことが出来ます。

ノート: androidツールは以前のSDKに存在したactivitycreatorツールを置き換えるものです。

mksdcard

mksdcardツールを使うと、エミュレータ内でSDカードを挿した場合の挙動をシミュレートするために使用することが出来る FAT32のディスクイメージを素早く作成出来ます。 mksdcardの使い方は以下の通りです。

mksdcard [-l ラベル] <size>[K|M] <file>

指定可能なオプション・引数の一覧は以下の通りです。

引数 説明
-l 作成するディスクイメージのボリュームラベルです。
size 作成するディスクイメージのサイズを整数(byte単位)で指定します。"K"や"M"を付加することで、キロバイト単位や メガバイト単位での指定も可能です。例えば1048576K, 1024Mといった指定となります。
file 作成するディスクイメージのパス/ファイル名を指定します。

ディスクイメージファイルの作成が完了したら、以下のようにエミュレータに-sdcardオプションを渡すことで起動時に読み込ませることが出来ます。 詳細についてはAndroid Emulatorを参照して下さい。

emulator -sdcard <file>

dx

dxツールを使うと.classファイルからAndroidのバイナリを作成することが出来ます。このツールはターゲットファイルやディレクトリを Android環境で動作させることが出来るDalvik実行形式(.dex)に変換します。また、このツールを使うとターゲットのユニットテストのために クラスファイルを人間の読めるフォーマットへとダンプすることが出来ます。このツールの使用方法やオプションについてはdx --helpでご覧頂けます。