Azureでササッと立ち上げられるVMとしてデータサイエンス向けのものが増えていたという話です。
TechnetのMachine Learning blog内のhttps://blogs.technet.microsoft.com/machinelearning/2015/11/23/announcing-the-availability-of-the-microsoft-data-science-virtual-machine/という記事(Gopi Kumar氏によるもの)を読んだメモです。
2015年の暮れに公開されていたのですが、全然気付いていませんでした。
実際に使う際の注意はhttps://azure.microsoft.com/en-us/documentation/articles/machine-learning-data-science-provision-vm/に事細かく書かれているので読んでスタートするのがよさそうです。
前回: Visual StudioのRサポートで出来ること (Azure ML blogメモ)
次回: Project Oxfordに話者識別APIが追加されていた (Technet ML blogメモ)
TechnetのMachine Learning blog内のhttps://blogs.technet.microsoft.com/machinelearning/2015/11/23/announcing-the-availability-of-the-microsoft-data-science-virtual-machine/という記事(Gopi Kumar氏によるもの)を読んだメモです。
2015年の暮れに公開されていたのですが、全然気付いていませんでした。
データサイエンスVM、なにそれ
AzureのMarketplace(公式やサードパーティのさまざまなVMイメージを探して利用できる仕組み)で作れる、Windowsベースのデータサイエンティスト向けのもろもろ入りVMイメージです。めっちゃすごいもの、というわけではないのですが、環境構築の手間を減らしてくれるえらいやつです。入っているもの
リストは前述のblogからほぼそのまま抜粋し、コメントをそれぞれにつけていきます。- Jupyter notebook入りのAnaconda Python一式
- https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/virtual-machines-python-ipython-notebook/を眺めて「便利そうだなー、けど環境作るの面倒そうだなー」と思っていた方に朗報っぽいです
- Revolution R Open
- このblog記事が出た後でMicrosoft R Openと名前変更されましたが、MSにて手を入れて高速化(マルチスレッド化ほか)したR実行環境ですね
- https://mran.revolutionanalytics.com/download/ このへんから入手できるやつです
- 価格表ページを見ると多少構成が更新されていて、「Microsoft R Server Developer Edition」と明示されていますね
- Visual Studio Community Edition
- Visual StudioのRサポートで出来ること (Azure ML blogメモ)のR拡張をさらっとインストールするだけでRを扱いやすくなるはず(よい)
- Power BI Desktop
- 比較的手軽なビジュアライズではやはり強いですしね
- SQL Server Express Edition
- これは正直なところいまひとつピンと来ませんでした。本当に規模の小さなデータを扱うとか、お試し利用というタイミング以外はおそらくリモートのSQL Serverインスタンスを利用するだろうなーと思うので
- まあしかしローカル実行(クラウド上ですが)というのはどの環境でもあるに越したことはないので、全部入りパックに入れておくのは妥当とも思います
- Azure SDK
- データを読み込んでくるにも、加工して書き出すにも、何かと使いますからね。大事ですね
実際に使う際の注意はhttps://azure.microsoft.com/en-us/documentation/articles/machine-learning-data-science-provision-vm/に事細かく書かれているので読んでスタートするのがよさそうです。
about
このエントリは、Azure ML(Machine Learning)のblogから面白そうなエントリを掘り出してポイントをまとめるシリーズです。前回: Visual StudioのRサポートで出来ること (Azure ML blogメモ)
次回: Project Oxfordに話者識別APIが追加されていた (Technet ML blogメモ)
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