2015年4月24日金曜日

blogをRe:VIEWで書くことを考える

これまでblogの下書きにEvernoteを使ってきたのですが、最近Mac版Evernoteが重すぎる(日本語タイピング時、文字が数秒遅れて表示される)ので段々と思考の邪魔になってきました。この用途ではEvernote捨てたいです。
一方、Bloggerのエディタもだいぶ酷い出来です。それを補うためにごちゃごちゃしたHTMLタグを手動でいじるのも不毛です。
こういう需要に対して、Markdownが有力な選択肢でしょう。.mdを食わせると.htmlを吐き出してくれるコンバータもひとつやふたつではないし、はてなブログだってMarkdownでの記述をサポートしています(制限もありますが)。利用人口それなりに多そうです。
そんななかRe:VIEWでblogを書きたいと思ったので、要件を考え、下調べをおこない、最低限の手動運用をできるようにしたところまでが今回の話です。

2015年3月31日火曜日

新MOVERIOは実用端末たりうるか。BT-200AVを借りて試した話

Engadget・エプソン主催のMOVERIO体験会へ参加し、MOVERIO(BT-200AV)を6ヶ月間の無料モニターとして借り受けました。

去る3/17、仕事を半ば強制的に切り上げて(無理くりコードをpushして引き揚げた後でバグに気付いて慌てて対応などしたのだけどそれはそれとして)都内某所へ向かい、近所にある似た名前のビルのエレベータに乗り込んでから目的地間違いに気付くというベタな展開を経て会場着。



今回はブロガー用のイベントということで、開始前から会場はブロガーな雰囲気に包まれていました。私もbloggerでblog書いてるからブロガーを名乗っていいはずだというロジックのもとに参加を申し込みましたがほどよくアウェイ感がありました。


2015年3月9日月曜日

XamarinでRESTful APIを叩くアプリの配布バイナリサイズ感を調べた(WP 2MB、Android 10MB、iOS 40MB)

アプリ開発において、バイナリの配布サイズは悩ましい問題です。

日本のようにLTEが広く普及した国をターゲットとする場合には、Wi-Fi専用ダウンロードとならないサイズ(iOS: 100MB、Android: 50MB)へ収めれば良いケースが多いのであまり致命的な問題にはなりません。

しかし世界には、LTEはおろか3Gすら利用できない環境もまだまだ多いので、日本以外を主ターゲットとするアプリの開発においては依然として厄介な問題です。

先日、iOS/Android/Windows PhoneをターゲットとしたアプリをXamarin.Formsベースで書いてみました。せっかくなので、その際に得られたアプリ配布サイズに関する情報を書き残しておきます*1。

2015年2月27日金曜日

家の片隅で眠っていたWindows PCを5年分ほど世代進めて開発用に復帰させるまで

メモ書き。長らくMacメインにしてきたけれど最近Windows使ってやりたいことも増えてきたし4-5年ぶりに家の片隅で眠ってるWindows機のパーツを差し替えて現役復帰させるかーという人向け(超ニッチ)

きっかけと用途

  • 最近触ってるUnreal Engine 4
    • FPGAの開発は原則Azure上でやって良いと思うんだけど、3Dはさすがにそうはいかない
    • UE 4.7が出たタイミングで、がっつりやりたい度がかなり高まった
    • 先日書いたようにUE4 EditorはMBPR上でもそこそこ快適に使えるようになるけれど、Windows版限定の新機能がある場合もそれなりにある(今だとHTML5向けの書き出しとか)ので、Windows環境もそこそこのものがあったほうが便利
  • 先日書いたKinect v2のエントリ。Mac上のVMでは圧倒的なダメ感が出ていた
  • 決定的だったのはVAIO Zに独立GPUが載ってなかったこと。これで無理してノートを買う必要がなくなった。予算も30万円対5万円弱と大きな開きがある
  • マウスコンピューターから日本向け端末の発表があったWindows Phone
  • 他にもPlayStation for MobileなどいくつかWindows環境で扱いたいもの、原稿ネタにしたいものがある昨今
  • あと、例の365日分のUE4サブスクリプション付きの本を購入して浮いたサブスクリプション代(約23,000円)を突っ込んだと思えば金額負担が気持ち軽め(震え


2015年2月23日月曜日

なぜ「シュミレーション」表記を含む技術書が世に出てしまうのか

あるいは、「シュミレーション」 表記から考える技術書の効果的な校正。
最近こういうツイートが流れていて、丁度手元に1冊の本に対する150箇所の誤植メモがあったので書いてみます。なお、元ツイートには前後の文脈やら色々ありそうなので、以下でこのツイートに関する話はしません。



上のキャプチャは、2014年11月に出版された「ARM Cortex-A9×2! ZynqでワンチップLinux on FPGA」のp.210に記載されているVHDLコードの解説部分です。
技術書にあるまじき趣味レーション、もといシュミレーションという記述があります。

デバッグをデバック、ベッドをベット、東京ビッグサイトを東京ビックサイト、ビックカメラをビッグカメラとか、よく見かける間違いですね。口語で曖昧になりがちな濁音や拗音を文字にすると目立ちます。別の系統ではダイアモンドとダイヤモンドはどちらもアリ、鉄道ダイアとは言わない、カラトリーじゃなくてカトラリー、などなど、こういう微妙な表記は日常でもよく見かけます。

アボカドをアボガドと発音したり、文字で書く時もアボガドって書く人も結構いるわけです。大半の場合に会話は英語音をベースにしてるはずなので、"avocado"のどこに「ガ」の音があるんだ、となりますが、スペイン語では「アボガード」っぽい発音のようなので単に本格派なだけかもしれません。
それでも書籍へまとめる際は、一般的または出版社の規定にあわせて単語や文体を揃える作業がおこなわれ、きっと「アボガド」表記は絶滅して「アボカド」へ整えられます。

FPGA本の話に戻ります。
誤植一覧記事でも書いたように、本の構成と内容はとても良いです。もしもこの本無しでVivadoを使い始めていたら、入門部分で1ヶ月は軽くかかったでしょう。
この本のガイドによってそれを1週間へと短縮できました。非常に高い価値を感じます。

しかし、この本のいくつかの章はおそらく編集者さんの手元で校正を受けずに世へと出ています。
原稿の提出がギリギリだったとか、編集フェイズの中で校正内容が巻き戻ったとか、ひょっとすると章立てをだいぶ作業の後半で変えることになったとか、急遽章を付け足したとか、そういう事情があるのかもしれません。
それを推測するのも一興ですが、せっかく生原稿に近いものが5,832円で入手できたので、ここでは編集と制作と校正に関する話で骨までしゃぶり尽くすことにしましょう。


2015年2月22日日曜日

「ARM Cortex-A9×2! ZynqでワンチップLinux on FPGA」の誤植一覧(150箇所)

2014年11月に発売されたZynq本です。発売当初から目次に圧倒され、欲しいなぁと思いつつも値段で腰が引けて買わずにいました。年が明けて2月に入ってから購入し、Zynqを使ったFPGA開発をひと通り学ぶために読みました。構成・内容共に間違いなく良書です。複雑なワークフロー、煩雑なIDEのメニュー体系、一筋縄ではいかないZynq向けブートローダ(FSBL/SSBL)構築やカスタムLinuxイメージ、動作クロックを底上げするためのチューニングといった幅広いトピックを丁寧に扱っています。
都合1週間ほどで学習を進めましたが、もしもこの本なしでVivadoへ取り組んだら1ヶ月経ってもまともな結果を出せなかったと思います。5,832円の価値は十二分にありました。
しかし、誤植が多いのが難点でした。

ISEやVivadoのメニューは複雑です。表記の正確性が分からないため、本に記載されているメニューを探して余分に時間をかけることもしばしばありました。誤植ボリュームが結構多い(特にVivadoの章)ので、パッと1ページを通読する際にも大体脳がシンタックスエラーを吐いて一瞬停止してしまう惜しい感じがありました。
このため、他の読者の学習の一助となることを期待して私の正誤メモを公開します(CQ出版社のサイトを見た限りはエラッタ公開されていないようでした)。

ここでは議論の余地なく誤りと断言できる点のみを挙げました。分かりづらい表現や言い回しの改善案は含みません。
この本が売れて第2刷が出る際にはこれらが取り込まれ、より読みやすい本となることを期待しています。 あっ、その時には見本誌お待ちしております!!(ずいっ


2015年2月20日金曜日

日経ソフトウエア 2015年3月号に寄稿しました

Roslynのホームとしてgithubへの移行(2015年1月11日)後のものが掲載されたおそらく日本初の雑誌です*1。
この号からKindle版にも付録小冊子の内容が付くようになったとのことで、好評を博しているようです。

2015/01/24発売で、そろそろ1ヶ月経ちます。
週明けには次の号が出るので、せめて次の号が出る前に告知記事をば><

執筆したのは第2特集の「プログラマ必見! 2015年ヒット技術予測ランキング」です。

概要:
2014年はプログラミングに関連する様々な新製品や新技術が登場しました。Java 8や新言語Swiftなどはその一例です。では、2015年はどんな技術・製品が登場し、注目を集めるのでしょうか。編集部が考える今年ヒットしそうな技術・製品を、ランキングを交えて紹介します。

ネタの選定に偏りを感じるとか、「なんでこれ入ってないの」とか「これもう流行ってるじゃん、いまさら入れるまでもないじゃん」とか様々な突っ込みが自然と出てくるようなテーマですが、年明け恒例ということでひとつ。