Visual StudioのRサポートで出来ること (Azure ML blogメモ)

2016年3月14日月曜日

Azure ML blogを眺めていて、最近少し話題になっていたVSでのRサポートの記事を見かけました。Announcing R Tools for Visual Studio(Shahrokh Mortazavi氏によるもの)
今回はこの記事についてざっとメモしてみます。
といっても統計は専門ではないので、気の利いた突っ込みは入れられないのですが。Rが強力な統計処理言語というのは知っていて、元々はSインスパイア系だったこと、最近ではSよりもRのほうが一部界隈で支配的ということ、あたりを前提にはします。

Visual StudioでのRサポート

R Tools for VS(RTVS)のプレビュー版はR Tools for Visual Studioから入手できます。RTVSはOSSであり、GitHubのRTVSリポジトリにて公開されています。
スクリプトや関数の編集、IntelliSense、書いたコードの即時実行結果確認などの基本的~近代的な諸々の機能を持つ旨が記載されています。VSらしく、デバッグ系の機能としてブレークポイントの設置やステップ実行、コールスタック出力などが充実していると記載されています(が、プレビューはプレビューなので、Android NDKの時の初期版を思い出し、広い心が求められそうという感覚で居ます)。
一方、パッケージマネージャのGUIやVSCでの動作サポートは将来のバージョンでおこなうとあります。
Azure MLとの親和性の良さをアピールしていて、CRANに登録されているAzureMLパッケージを入れておけばクラウド対応の分析コードをサクサク書けるとしています。

気持ち

今のところ、Rを使う場面がほとんどないのですが、Azure MLでRを書きたくなったらきっと利用する拡張機能だろうなという感想です。Azure ML自体の機能強化についても半年近く見ていないのでそろそろ確認しないと。

about

このエントリは、Azure ML(Machine Learning)のblogから面白そうなエントリを掘り出してポイントをまとめるシリーズです。
前回: 「7日間で集まった5,000万人のユーザから学べるビッグデータの話」 (Azure ML blogメモ)
次回: 未定

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