de:code 2015 事前資料を全部確認して見に行くセッションを選んだメモ

2015年5月25日月曜日

あくまでも個人的なメモです。
私が興味ないセッションだからといって面白くなさそうという意味ではありません。
「ざっと資料を見た感じでは既に調査済み・実践済みのエリアだから見なくても良さそう」というものを不要扱いしているだけです。
☆をつけたものが、私が聴講予定のセッションです。
なお、このセッション一覧は セッション - de:code 2015 (decode)| 日本マイクロソフトの開発者/アーキテクト/IT Pro 向けイベント - Microsoft Events & Seminars で公開されています。


☆DEV-013 「全部みせます! Microsoft Azureの新機能」 1日目 13:25-14:25

盛りだくさん。聞きたい。

PBS-003 「Dynamics CRMの開発フレームワークでコーディングレスに作れる業務システム」 1日目 14:45-15:45

Dynamicsちゃんと進化してるんだなぁ、以上の感想がなかった。

ARC-002 「アジャイルなビジネスに貢献するITアーキテクトの役割」 1日目 14:45-15:45

コンサル受けたい人向けかな、という感想。

WIN-011 「Windows 10 アプリ開発解説 Part 1 ~基礎編~」 1日目 14:45-15:45

LauncherOptionsとLauncherを使ったAndroidのIntent(startActivityForResult)的なアプリ呼び出しに加えて、AppServiceConnectionを使ったアプリ間コミュニケーションの仕組み、AndroidのService的なものが整備されたの嬉しい。
同一パブリッシャーのアプリ間でアプリケーションデータを共有できるようになったのも素晴らしい。
Windowsストアでの収益について、アプリ内販売が55%、広告が31%、有償アプリが14%という数字は割と直感に照らして妥当なので、他のストア(iTunes Store / Google Play Store)と同様の構造になっているらしいことに軽く安心した。というのは、Windows Phoneが主ターゲットとしてきているのは明らかに発展途上国で、これらの国では基本的にIABよりも広告収益のほうが高いのでは、という感覚を持っていたため。
よくまとまった資料だったので、後から再度参照しようと思う。

☆DEV-009 「クラウドにデバイスを接続する - Internet of Things 開発方法」 1日目 14:45-15:45

IoT。かなりがっつり資料まとめられている。

DEV-018 「非 MS技術でも安心! Azure活用によるアプリケーション開発」 1日目 16:05-17:05

Azure Web Apps(PaaS)ではgolangのSDKも使えるよ、というの知らなかった。収穫だ。
近々使ってみよう。

DEV-001 「Visual Studio 2015 ~広がるアプリ開発の可能性と統合開発環境の進化~」 1日目 16:05-17:05

VSOユーザ少なすぎるやろ・・・

DEV-020 「Microsoft Azure と連携してつくろう! クロスプラットフォームモバイルアプリ」 1日目 16:05-17:05

興味深いエリアだけど、少々薄そうというのと 社内の用事でこの枠はほぼ聞けないので見ない。

☆WIN-012 「Windows 10 アプリ開発解説 Part 2 ~応用編~」 1日目 17:25-18:25

Astoria(Android subsystem)について話があるとすればこのセッションしか無さそうだったので聞くしかない。

DEV-004 「.NET 2015 概要 ~クロス プラットフォーム対応とオープン化~」 1日目 17:25-18:25

これまでそれなりに追ってきたエリアなのでスルーするけど、内容は良さそうだった。
資料の作り込みもいい感じ。

ARC-003 「クラウドデザインパターンを利用したエンタープライズアプリケーション開発入門」 1日目 17:25-18:25

大体クラウドデザパタ本の宣伝っぽかった。持ってるので良いかなと。
例(ユースケース)の出し方などはよさそうだった。

これで1日目終了。


☆DBI-007 「SQL Server on Azure 仮想マシン (IaaS) の可用性とパフォーマンス」 2日目 09:30-10:30

SQL Server on Azure IaaSと高可用性セットでいい感じにシステム構成的なやつ。
デモの想定構成が実用的だし、パフォーマンス含めてかなり為になりそうなので聞きたい。

☆WIN-009 「開発者のための Windows 10 アプリ プラットフォーム」 2日目 09:30-10:30

聞きたい。全体的にカバーしててよさそう。特にWUPはあまり追いかけてないのでざっくりしっかり聞きたい。

ARC-004 「Webオープンソース時代到来!企業アーキテクトは何を考えるべきか?」 2日目 09:30-10:30

OSS利用について、特に言うことなさそうだった。

DEV-002 「Visual Studio Online 概要 ~ 開発基盤のクラウド化 ~」 2日目 09:30-10:30

「VSOよくできてんな」という印象。
DEV-003と似た感じだった。

DEV-015 「今さら聞けない! クラウドを使ったSearch-as-a-Serviceの活用 ~ Azure Search 全貌 ~」 2日目 10:50-11:50

面白かった。
一部Public PreviewとあるAnalyzerによる多言語対応のところ気になった。
まあ試してみればいいんだけど、自由入力系の文章をもとにした検索、時折必要になるので早めに試しておいてどっかで使いたい。
スコアリングのカスタムにmagnitudeで適当な評価値食わせられるのは楽できていいなーと思った。

DEV-011 「Xamarin.Forms と Web API による実践的クロスデバイス業務アプリケーション開発」 2日目 10:50-11:50

業務アプリのAPIにはRESTfulよりもRPCを、JSONよりもXMLを使ったほうが設計しやすいというトピックが扱われていた。ほほう? となった人は聞くと面白そう

☆DBI-008 「SQL Server 2016 概要」 2日目 10:50-11:50

In-memory OLAPでの透過的暗号化サポートとか面白そうと思った
クエリの実行計画をグラフィカルに表示する機能あるんだなぁと思って過去バージョンを調べたところ、どうも2008には既にあった模様ですげーと思った。
Operational Analyticsのくだりが気になった。
リアルタイムに分析を走らせられるようなデータ構造を保ちつつ通常のサービス用性能も確保するための仕組みとして様々なパターンを用意しているという話らしい。更新処理のホットスポットを列ストアインデックスから除外することでインデックス更新性能を確保できる構造とか、メモリ最適化テーブルデータストレージを二重保持できるようになったという感じなのかな。
ベースはChannel9のOperational Analytics in SQL Serverかなーというところだけどパッと見よくわからなかった。ので聞きに行きたい。
Temporalデータベースがどの程度の粒度で履歴に基づいたクエリを投げられるのか気になった。

ARC-001 「クラウド時代のデータアーキテクチャ」 2日目 10:50-11:50

資料作りかけ?それともアニメーション前提?よくわからなかった

DEV-019 「徹底解説 ! プログラマーがおさえておくべき Azure Active Directory のすべて」 2日目 13:15-14:15

1月のGoAzureで関連セッション聞いたから聞かなくていいかな。

DEV-012 「Unity, Cocos2d-x クロスプラットフォーム対応ゲーム開発」 2日目 13:15-14:15

知ってるので。

DEV-022S 「C# 6.0 新機能」 2日目 14:35-15:35(前半)

C# 6.0については他の情報源でカバーできているので回避。

DEV-021S 「Visual Basic 14 新機能」 2日目 14:35-15:35(後半)

VB14、というかVB14+VS。
1,300万行のコードを41秒でビルドする狂気の環境。

☆DEV-014 「動画やろうぜ! Azure Media Services で始めるライブ配信」 2日目 15:55-16:55

要点をおさえた資料のレベルが今回事前公開されてる中でNo.1だと感じた。
ライブ配信と各種端末向けのトランスコード、両方に利用できるという話。
HLS、HLS+AES、DASH+PlayReadyなど柔軟に組み合わせられるのはさすがだなーと思う。
Office 365からのセキュア配信というのは聞くだけで面倒な感じが漂ってくるので近寄りたくはない(すごいとは思う)。
Win10でDASHかHLSをメディアソースとしてさらっと扱えるAPIが提供されるの地味にすごい。
すごい。
ライブ配信のタイムラインに合わせた話の展開面白いし、引き込まれるプレゼンになりそうだなぁという感想だった。
これぐらいの出来の資料だと事前に質問点というか気になる箇所がいくつか出てくるのだけど、今回の場合は
  • IE11以外のWebブラウザ+PlayReady(非Silverlight)はサポートされる予定があるのか
    • このサポートがなければ、遅くとも2016年にはPlayReadyベースのDRMはWebブラウザ向け動画配信の文脈で絶滅しそう
  • H.265(HEVC)はエンコーディングオプションにあるか、ないか。なければ追加予定はあるか、価格はH.264と異なるのか
Azure Media Servicesは価格帯によっては結構魅力的と思っているのでこれからも時折眺めていきたい。

☆DBI-006 「Azure SQL Database 最新情報とベストプラクティス 」 2日目 15:55-16:55

1年前に比べてだいぶ制限がなくなっているという話。
レプリケーション、お金をさほどかけないプラン(Basic)でも12時間以内に1時間以内ポイントへの復旧をサポートしているのは凄いと思う。
実用上はStandardで提供される標準geoレプリケーションで十分そう。
そして、後半の小澤さんパートがめちゃめちゃ濃いので聞きにいくしかない。

PBS-005S 「次期 Office 365 開発の紹介」 2日目 15:55-16:55(前半)

あまりOfficeのAPIに興味がないのだった(そして事前資料だけではプレゼンの方向性がよくわからなかった)。

PBS-006S 「Skype for Business の開発プラットフォーム紹介」 2日目 15:55-16:55(後半)

Skype Web SDKへの興味は結構湧いたので試したい。

☆DEV-003 「Windows開発におけるVisual Studio Onlineを用いたプロジェクト管理」 2日目 17:15-18:15

「Windowsでのアジャイル開発とVSO」は、Windows上でVSOを使う話じゃなくて「Windows開発にVSO使ってる話」というのがとても面白かった。最初の数枚はそれに気付かず読んで「??」となった。
VSOはDeploygateとかTestFlight(旧)のような仕組みとともにスマフォ上でのフィードバック送信の仕組みまで含めて統合されたら結構面白い感じになると思っているけどなかなかならない。
キャパシティ計画の仕組み結構よくできてそうな雰囲気ある。

☆DEV-008 「進化は止まらない!ADO.NET Entity Frameworkの今」 2日目 18:35-19:35

ちょいEF6までの時代の話が多すぎじゃないかな?
p.18のパフォーマンス比較のグラフが分かりづらかった。
EF7の話をもっと聞きたかった、となりそうなボリューム感だった。

ARC-005 「クラウドの浸透がもたらす新しいアーキテクチャスタイルの台頭」 2日目 18:35-19:35

DDDとマイクロサービスとAzure。
ServiceFabricに関する部分だけ後からおさらいしておけば他はほぼ既知なので聞かなくてよさそう。

DBI-009 「SQL Server 2014 スケーラビリティ検証 ~240 物理コア 4TB メモリーのモンスター~」 2日目 18:35-19:35

大規模・高負荷問い合わせ(OLAP)のためのSQL Serverスケーラビリティという感じの話。
たぶん4年前ならかなり興味を持っていたけれど、昨今の興味範囲からはだいぶずれているので見ない。

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